アメリカ

アメリカドラマERさながら?日本と違うアメリカ医療現場PCU入院

アメリカでERに運ばれたり、トラウマセンターで処置されたり、PCUに入院したり、手術したり・・・。

アメリカ人旦那がATV運転中に事故を起こして、沢山の医療シーンに遭遇することができたので、現場から報告したいと思います。

米旦那、Four-wheelerレーサーに、俺はなる!アメリカの大人気アクティビティATV(Four-wheeler)って知っていますか?アメリカ人旦那の大好きなATV、日本人にはあまり馴染のない娯楽の魅力に迫ります!...

アメリカドラマERさながらの医療現場!

ER1件目は穏やかな雰囲気

居酒屋みたいに言ってますが(笑)最初に運ばれたERではX-ray(レントゲン)を撮られました。酸素マスクをさせられて、青ざめた旦那が寝ていました。

事故現場から近い病院に運ばれただけで、そこでは扱いきれない重体だったのか、また別の病院に運ばれる事になりました。

ドクターがイケメンだったので残念でした・・

旦那はATVの事故であばら9本と鎖骨をポッキリと折っていらっしゃいました(笑)

ER2件目の大学病院トラウマセンター

2件目は都市にある大きな大学病院でした。待合室だけで何十人も患者が居るような所です。

旦那は重体だったのでベッドに寝かされて、待合室の奥にある簡易処置室の様な場所に運ばれてベッドに放置されたまま4~5時間待たされました。

アメリカでは患者のたらい回しができないので、ERなのに待ち時間が長くなってしまうようです。

トラウマセンターって何?

トラウマセンターとは、外傷患者への緊急の処置を目的とした施設で、ERとは少し異なります。

トラウマセンターで起こった事件!リアルドラマ!

旦那の部屋には2つのベッドが入るスペースがあり、隣はカーテンを挟んで空室だったのですが、途中で男性が「ヒーヒー」言って入ってきたんです!

看護師や救急車のクルー、ドクターまで駆け込んでくる様子にビックリしていると、その上のビックリを行く会話が聞こえてきました。

nurse
nurse
それで、何が起こったんですか?
man
man
あぁ、あ、足を撃たれた・・痛いぃ・・・
・・・・・え?今なんて?
・・・・・。もう早くここから出たい。

どうやら、男性が友人宅に居た際、お薬で混乱していたのか、友人が男性の足を撃ったそうです。2発。

でも、看護師さんは慣れたもので、痛くてヒーヒー言ってる男性に「死なないから大丈夫よ」と言っていました。

アメリカの医療現場ではよくある事らしいです・・・。

クライムシーン(事件)なので、男性は面会は3人で名前と電話番号の言える人のみ、外部との接触は禁止なので携帯も没収されていました。

日本では滅多に見る事の無い、まるでドラマの様な事件に衝撃を受けました。

豪華・個室PCUに入院

部屋は全室個室

PCUのフロアはかなりの高層階にあって、病室は全室個室!

部屋にトイレ、テレビ、シンク、リクライニングチェア(付き添い用)が揃っていました!

ところでPCUって何?Palliative Care Unitの意味

PCUは英語でPalliative Care Unitと言います。

日本ではよくガン患者のための治療の病棟として知られていますが、痛みを取り除く事に集中して取り組むところです。

旦那は沢山の骨を折っていたので、薬を時間や痛みごとに管理されていました。

今どきの病院はこうなの?ホテルみたいに便利な病院グッズ

帝王切開で子供を産んでから病院に久しく行っていないので日本の病院にもあるかもしれませんが、アメリカの病院の快適さにビックリしてしまいました!

  • アメニティグッズセット
    プラスチックボウルの中にリップ、体洗う用の消毒石鹸、靴下(歩く練習・靴下を履く練習時用)タオル・歯ブラシ・歯磨き粉・ブラシ・髪留めゴムなど
  • 天井からぶら下がるテレビで首を痛めず見られる
  • リモコンとセットになったナースコール
  • リモコンにテレビのスピーカーが付いている
  • ヒーリングTVチャンネルで癒しの音楽と癒しの言葉をひたすら流す

え、これって普通のことですか?(笑)

特に、ヒーリングTVチャンネルは、キリスト教文化のアメリカらしいと思いました!

看護師さんのレベルが高い!ホスピタリティが高い!

やはり、PCUという高度なケアを要する環境にあるからでしょうか、看護師さんのレベルが高いと感じました。

皆親切で優しくて、テキパキ仕事ができて・・・・。

日本では普通なんでしょうか?もう忘れてしまいましたが、アメリカでこのサービスを受けられることは、普通ではありません!!!(笑)

食事はやっぱりアメリカレベル・・・美味しくない?

日本だったら経営破綻してるのでは?というレベルの病院食です(笑)

おかずは普通の味付け。果物。ジュースの2種類で栄養を補うという感じです。

栄養バランスは考えられているのかもしれませんが、美味しくバランス良くする日本と比べたら、サプリメントで補うのが主流のアメリカらしい機械的な献立です。

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アメリカ流?コミュニケーションの取れない医療現場

鎖骨の手術が決まったのは事故発生から3日後

ドクターAに「手術の必要性はなさそうなので明日には帰れそう」と言われた次の日、ドクターBに「やっぱり手術が必要かもしれないからドクターにレントゲンを見せる」と言われ、また別のドクターCが「レントゲンをもう一度撮ろう!」と言い出しました。

こんな事、アメリカに居たらしょっちゅう起こることですが、まさか医療現場までとは驚きです。

結局、退院できないどころか手術することになってしまったんですが、手術までも同じような「ミス?」が何度も続きました。

不信感?情報共有が全くできていない医療現場

ある人は「あーバイク事故だって?」といい、ある人は「友達の家に突っ込んだって?」といい、またある人は「友達に車でひかれたって?」と聞いてきたりします。

ATVやFourwheelerはアメリカでは知らない人は居ないので、もう笑ってしまう程、患者のカルテなどを見ていません(笑)

こんな風に沢山の「?」ポイントを与えられると、手術を任せるのも怖くなってしまいますよね(笑)

アメリカで旦那が初めての外科手術!?

骨折した骨をつなげる手術

鎖骨が折れていて位置がズレてしまっていたので、鎖骨をボルト10個とプレート2つで止める手術をしました。

鎖骨くらいの大きさなので結構大きな手術痕になりましたが、とても綺麗にくっついています。

私の帝王切開の傷痕は、数年間ミミズのように赤く腫れていたので、アメリカの技術かしら?と感心しました。

担当医は女性で、変わってるけど優しくてハキハキしてて厳しそうな人でした。

旦那が、「They」と言ったら、強めに「Who’s they?」と返ってくるし、「people who did my surgery..?」と言うと「I did it. Who’s they?」とまるで尋問(笑)

怖さはありませんでしたが、何かを問う力がすごいな~とそれだけで感じるパワーがありました!女性ドクター格好良かったです!!

流石、外科ドクターは違いますね~

手術の待合室のコーヒー

待合室はとても豪華です!コーヒーメーカーを見ればその差は歴然。

\普通病棟/


ただのコーヒーマシーンで、カフェイン有無しか選べません。

\手術待合室/
手術待合室では、カフェラテ・モカ・ホットミルク・ホットチョコレート・ティー・・・など沢山の種類から、更にバニラなどのフレーバーまで選択する事ができるんです!
義母曰く「手術は一番お金を患者から貰えるからね」と痛烈な一言を放ったので私は周りの目を気にしてヒヤヒヤしました。

ハイテク!最先端医療現場?フードコートの様な呼び出しアラーム

患者ごとに機械が渡されて、患者番号と現在の患者の様子が映し出されます。

  1. 手術室に入った事
  2. 手術が終わった事

などを教えてくれて、待合室の電光掲示板でも番号で患者のステータスを確認することができます。

先生が手術室から出てくるまでハラハラ・・・みたいな事は現代の医療現場では古い光景なのかもしれませんね。

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普通病棟にお引越し

アメリカでは珍しい相部屋

義母曰く、アメリカの多くの病院では個室が主流になってきているそうですが、今回の普通病棟では、2人で1つの部屋をシェアする相部屋でした。

カーテンを仕切るタイプで日本とは変わらないです。

テレビが無料で見れたり、リモコンにスピーカーが付いていないので隣の人がうるさかったり、病室から廊下まで音が漏れていても文句を誰も言わないのがアメリカらしいです・・・。

ICUが快適だったので普通病棟が嫌で仕方ありませんでした(笑) 

アメリカ人ホームレス

なんと、旦那の隣に入院していたのは、ホームレスの男性でした!

ホームレスシェルターで生活して、たまに手伝って数ドルを稼ぐ生活だそうです。

私は英語を聞く耳をOFFに出来るのですが、英語しか話せない旦那はそうはいかず、彼の事が気に入らない!とイライラしていました。

「ホームレスだからと言ってナメるなよ、一人の価値ある人間なんだ、同じサービス受ける権利があるんだ」という主張がとても強かったようです。

アメリカ人看護師の対応

これこれ、これがアメリカ人の対応です!安定の無愛想感でした。仕事は遅いし、忘れるし、適当です(笑)

看護師さーん・・・とナースセンターに行っても、なんか用?みたいな目で見られます(笑)

仕事が面倒くさい感全開で接してくるので、もうビックリの態度にいつも笑ってしまいます(笑)

証拠にここでは全部の文の最後に笑わずには居られなかったようです(笑)

アメリカの看護師にはホスピタリティはありません。淡々と仕事をしてお金をもらう。看護師もただの仕事なのです(笑)

優しい看護師さんに出会えたらラッキーですよ!(笑)

レストラン風に選べる病院食メニュー

病院食は、PUC入院時には手術するのかしないのか問題で食べれたり食べれなかったりとコントロールされていたのですが、普通病棟ではメニュー表が渡されました。

沢山のオプションがあって、値段にびくびくしましたが、無料(私の旦那の保険の場合は医療費に含まれるので保険がカバー)で頼める物でした!

毎朝、食事担当の方が病室に来てオーダーを取ってくれます。自分流にカスタマイズできる病院食なんて、洒落てます!

さいごに

今回旦那が入院したのは大きな総合大学病院です。

小児科の天井には子供が喜ぶように汽車が走っていたり、診察用のクリニック・オフィスが沢山入った病棟では生の楽器演奏が優雅に行われていたり・・・

アメリカでは医療がビジネスなのだという事を切に感じました。

アメリカの医療費は個人の持っている保険によって変わりますが、それでもお金を払って受ける医療です。

普段から病院設備やサービスを把握して、万が一の時に快適な病院体験が出来るようにしておくのもいいかもしれませんね♪