日本でFP(ファイナンシャルプランナー)資格を持っていた私は、保険や金融商品には割と詳しく節約上手なママだったと思うんです。
でも、アメリカに移住してきてから、物価や文化の違い、生活スタイルや支払い方法など本当に小さなこと全てが変わってしまって慣れるまで相当苦労しました。日本で出来ていたからこそ、できなくなってしまった時の自分に対する悔しさやもどかしさ、苛立ちなどのストレスを感じて、お金の管理の重要性を心底感じた最初の数年間でした。
アメリカ人の旦那とも喧嘩が増えたりもしましたが、いろんな駐在さんやグリーンカード保持者などにも話を聞くと同じような悩みを抱えていました。海外の家まわりのお金の文化や仕組みを知る事ってとっても大切なことですよね!
アメリカ人義母は高卒主婦から年収1000万超えを果たしたやり手。そんな人に誘われて日本でも一時話題となった「金持ち父さん貧乏父さん」の著者のセミナーに行ってきました!アメリカで初セミナー全部英語の為になるお話でしたよ!
Contents
金持ち父さん貧乏父さん
私もしっかり覚えています。「金持ち父さん貧乏父さん」という本が日本でも話題になった年がありました。
これなんですが、見たことありますか?結構改版もされていて人気みたいです。日本語版とアメリカ版でけっこう印象が変わります(笑)
今日は、その人の運営(?)しているセミナーに米旦那ママと参加してきました。かなり勉強になったので、紹介したいと思います。
ロバート・キヨサキさんて誰?
正直、本の名前が先行して、ロバート・キヨサキさんを存じ上げませんでしたが…アメリカでも、「聞いたことある!」「見たことある!」と有名な、自他ともに認める、その名も「ビリオネア」。億万長者です!セミナー中に出てきた自己紹介ビデオでもbillionaireって自分のこと言ってました(笑)
トランプ大統領とお友達

セミナーでも度々その名が出てきましたが、アメリカの大富豪でアメリカのトップといえば「トランプ大統領」です。彼とも交友関係があるというだけで、ロバートさんがどれほどのお金持ちなのかがビシビシと伝わってきます…
ホームレス時代もある!?
セミナー中にポロっと聞こえたのですが、ロバートさんがお金持ちの道を歩み始める前、彼は住む家もない、ホームレスだったらしいのです。お金持ちのどん底時代の話はいつもかなりの勇気を与えてくれます。
出身地・出身クラス
彼はハワイ出身です。お父さんはとても賢く、貧乏でもなかったそうなのですが、並みのミドルクラス(中流階級)では、ハワイのお金持ちの子どもが通う学校に行ってからは、周りが社長の子や自営業の子など自分よりお金持ちだらけでロバートさんは学校では底辺になってしまったそうです。そこで、お金を得るにはどうしたらいいのか、お金持ちになるには…という考えに至った、と仰っています。
若くしてお父さんよりもお金持ちに
ロバートさんは、アメリカ軍に入隊して、ベトナム戦争に行ったそうです。戦地に行くわけですから、それなりにお給料をもらい、軍の収入にはTAX(税金)がかからないのでかなりのお金が手元に入ったそうです。その額1200万円(1$=100円の単純計算)人生の選択は大事ですね。
経営
ロバートさんは、不動産事業で成功し、「金持ち父さん貧乏父さん(Rich dad poor dad)」の出版、Rich dad educationという今回セミナー主催のグループを作り世界130以上の国の2億人以上の生徒に彼の経営哲学とそのビジネス技術を教えた実績があります。株・FX・不動産事業・ネット(アフェリエイトなど)のあらゆるお金を生む技術を人に与えることでお金を得ているんです!
そして、ロバートさんはYoutuberでもあります。本当です。(笑)億万長者なのにすごくないですか?その意欲。流石です。貪欲です。彼は、「人を助ける事、教育すること」がある種の使命だとも言っています。
Rich Dad Education(リッチダッドエジュケーション)
Rich Dad Educationとは、「金持ち父さん貧乏父さん」の著者でもあるロバート・キヨサキさんが運営する教育プログラムです。今日のセミナーを特別にちょっと報告します!
セミナーの値段
今日のセミナーは2時間の無料セミナーでした。著者が来る~と米旦那ママから聞いていた私はワクワクしていましたが、、来ませんでした(笑)無料セミナーにビリオネアが来るわけないか(笑)
内容
不動産で利益を出す方法に的を絞ったものでした。しかし、ビジネス哲学が主だったので、お金を稼ぐ、生み出す方法についての沢山の事を学ぶことができました!これからの人生に大きく役立ちそうです!
セミナーの雰囲気
さすがアメリカです。司会進行の女性の言葉に積極的に手を挙げる、声を出す、話す、話す!(笑)かなり積極的で驚きました。みんな、リッチ(お金持ち)になりたい!何かを学びたい!自分はこうだ!というアピールがすごいです。日本だったら「シーン…」となる場も盛り上がって、THEアメリカ文化~!と日本人の私はなんだか感激してしまいました。
ロバート・キヨサキさんの経営哲学
今回のセミナーで私が学んだことをシェアします。
きっと、著書「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ方はすでにご存じかも分かりませんがお付き合いください。(付きあわせるのかよ!
4種類のお金の稼ぎ方
- 仕事がある(働いている)
- 自営業(働いている)
- 人やシステムを雇って働いてもらっている(働いていない)
- お金に働いてもらう(働いていない)
私は専業主婦なので、ゼロでしょうか?この表をスクリーンで見た時、チーンとなりました(笑)
もちろん、お金持ちになるためには3や4の状態にならなければなりません!
リッチになる為にビジョンを持つことは大切
お金がほしい。リッチになりたい。では、なぜか?
旅行に行きたい
良い車が欲しい
美味しいものが食べたい
「私にはできない」「でも、もし、~~だったらどうしよう」ではなく、自分を信じること。自分が信じれず誰があなたを信じる?
ビジネスは人助け
これは、どのビジネスにも言えることだと思いました。
ロバートさんは不動産業でかなりの成功を収めていますが、「家を売ろうとするな」といいます。「家を見つけるのをお手伝いしよう」「ピッタリの家を見つけてあげよう!」「役立ちたい」そういう気持ちで接するべきであるというのです。
よく、宣伝で「~~をお手伝いします!」とか、さも「お客様の為に!」的な文句を見ては、そんな事思ってもないくせに。とひねくれた私は思っていましたが…心からそう思う経営者が生き残るのでしょうか?少なくとも、そうであってほしいですよね。
例えばこうです
住宅ローンを払えそうもなく家を失いそうで困っている人に情報を教えてあげて救ってあげる→→→将来家を売るとき、買うとき、その人はあなたを頼ってやってくる。(利益になる)
※余談ですが、アメリカでは何百万人も住宅ローンが払えず家を失うかもしれない危機問題を抱えているそうです。数年前の経済危機サブプライムローン問題はアメリカの闇、重要課題なんです。(ちょっとFPっぽいこと言ってみた)
でも、いつも考えなければいけないのは、「リターンは何か」「自分に有益な事が戻ってくるために何をしなければいけないのか」です。
解決できない問題はない
「There is solutions to every problem」だそうです。
お金がないなら、作ればいい。時間がないなら、作ればいい。どうすればいいか分からないなら、学べばいい。目標に向かって何をしなければいけないか、それを考えて、知り、行動に移すこと、これで問題は解決できる。リッチになれる!というのです。
- Opportunity(機会)
- Knowledge(知識)
- Action(行動)
疑問を持ったり、何か思うキッカケがあったり、方法を知る事、知識を得る事、それを行動すること、ぜーーーんぶ行動力がキーです。
何かを手に入れたいのなら、Get your ass up!(訳はしません(笑))
セミナーまとめ
司会の方が
もし、1通目のEメールで望んだことが得られなかったら、多分2通目のメールを送ってもらう。でも、2通目でもまた希望してたものではなかったら、3通目は開かないわ。だって私の時間はそれ程価値があるものだから
と言っていたのが印象的でした。それくらい自分の人生の時間に価値を見出して生活している人が果たして何人いるでしょうか?私はこの女性の言葉が同じ女性として格好良く聞こえて仕方ありませんでした。
だからこそ、仕事をしてお金を稼ぐことだけに人生の時間を捧げるのではなく、働いていない時もお金を生み出し、家族との時間、自分の時間、もっと豊かな人生を送るために行動することが大切だと思います!
セミナーでは、しっかりとしたお金トレーニング、教育を受けた人はビジネスやお金儲けで失敗はしない。と言っていました。義母もこのセミナーのスクールには関心を寄せており、高いお金を払ってでも投資する価値があると言っています。
お金を本当に稼ぎたいのなら、お金のことをしっかりと勉強する必要がありそうです。
- 明確な目標もつ
- それに対する対策を考える
- 自分を信じる
- 人助けをする
- 行動あるのみ
今日のセミナーRich dad educationホームページ