国際結婚・恋愛

アメリカ人夫との2年間の離婚危機を乗り越えて幸せになった方法

アメリカに引っ越してからの二年間、私とアメリカ人の旦那は離婚危機にありました。新婚生活は幸せどころか、ドロドロのスタートだったんです。

アメリカ人との国際結婚に限らず、日本人の駐在夫をお持ちの駐在妻たちも同じように環境の変化から夫婦関係が悪化したりする場合は多いようで、少しでも私の経験が役に立てばと思い体験談を書くに至りました。

ここでは、その壮絶な離婚危機から夫婦関係を修復して、今では幸せに暮らせるようになったプロセスをお話ししたいと思います。

離婚危機のはじまりの話は別の記事に書いています

アメリカ移住で変わってしまった旦那、夫婦の関係。ツライ2年間の話アメリカ人との国際結婚。渡米・結婚後に変わってしまった旦那との関係、本当に地獄のようだった2年間の実話。...
2年が濃すぎて話が長くなってしまったんですね~アハハハ(汗)

別居のはじまり

義母の言葉に甘えて義母に相談してきた私ですが、かなり的外れな返事や対応をされ続けてかなり参っていました。

(その詳細はこちらの記事にあります>>コチラ

旦那には義母が分かってくれない、話を聞いてくれないと相談をしていましたが、そもそも旦那への相談もできない状態でお義母さんの愚痴を聞き入れられるはずもなく、理解されない状況が続いていました。

しかし、義母が私への悪口?を言ったり怒鳴ったりし始めた頃、旦那もやっと気付いたようで、「そんな風に彼女の事を言うなんて信じられない!出ていく!」と私達を連れて家出をしてくれました。

まぁ始まりは夫婦間の問題だった事に気付けって感じですが・・・

初めは旦那のおじいちゃんの家に居候、その後は家族ぐるみで交際している義両親の親友の家、そこに泊まれなくなった後はホテルに2週間泊まり、今の家を購入しました。

家出の期間のホテル代が相当高く、数十万円を無くしました。大きな出費でした・・・。 
おお、やっと出てきやがったな!!

しかし、別居はしたものの、元の夫婦間の問題が解決されていないので、喧嘩や離婚危機は続きました。

両親だけがストレスの原因だはない事を知って欲しくて「もっとケアして欲しい、愛があるなら分かる努力をしてほしい、こんな人ではなかったのに・・・」と思っていた私。

「彼女の為に家まで買ったのになんで彼女はまだハッピーじゃないんだ?愛してなければ家買って一緒に住まないだろ!」という旦那。

また理解し合えない時間が続いてしまったのです。

本当の離婚危機が行動に移すキッカケになった

両親と別居しても改善しない夫婦関係に旦那もどうしていいか分からなくなってしまったようでした。

口を開けば喧嘩が始まり、喧嘩をしたくない私は話すことすら躊躇うような関係になってしまっていましたし、夫婦間の溝をお互いが感じていました。

  • どうしていいか分からない旦那
  • 旦那も精神的に参っているのが分かり、自分への愛情が無くなるかもしれないと不安に思う私
  • 喧嘩をしたくないから意見を言うのが怖い私
  • 旦那のする事すべてをネガティブに捉えて落ち込み悲しむ私

それでも、旦那がもっとケアしてくれてれば!悲しい気持ちを分かってほしい!ツライ気持ちを分かってほしい!私は悪くない!という思いから、旦那にまず非を認めて考えや行動を改めて欲しいという気持ちだったんだと思います。

旦那には、「愛していると思っていたけれど、今は分からない」と言われるところまでいきました。

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離婚危機から少しずつ関係を修復した方法

また離婚になってしまうのか・・・とパニックにもなりましたが、パニックになるだけでは離婚になるだけだ・・・と自分に何ができるか考えました。

  • 「Life Network」に相談しに行った
  • 無料でカウンセリングを6カ月受けさせてもらった
  • 女性専門クリニック(産婦人科)に行った
  • 離婚する覚悟を決めた

ライフネットワーク(Life Network)

Life Networkはキリスト系の女性のためのサポート施設ですが、キリスト教以外の人も受けられます。

実は、流産してしまったのですが、一度妊娠した時、妊娠検査で利用させてもらった事がありました。

その時に少し事情を説明して、「いつでも困った時は話しに来てね」と言ってもらっていたのを思い出したので、泣きながら運転して相談しに行きました。

私のケースで厄介だったのは「解決したいからカウンセリングを受けてみたい!」という私に対し旦那が「カウンセリングは心の弱い人が行く所だ。そんな所に行かなければ解決しないようなら僕たちの関係は終わっている、離婚だ。」という考えを持っていることでした。

事情を聞くと、「カウンセリングが必要だと思う、無料で行かせてあげる」と提携しているキリスト系のカウンセラーの所に行かせてもらえる事になりました。

カウンセリング

カウンセリングは週に2回から始まって(重症だったんでしょう(笑))、週に1回、2週間に1回、必要な時に受診という頻度で行われました。

「キリスト教に入れるように話をされたら嫌だな・・・」という心配もありましたが、宗教の目線で話されるのではなく、カウンセラーとして話を聞いたりアドバイスをしてくれて、とても気持ちが楽になっていくのを感じました。

カウンセリングでは私が一方的に話す時もありましたが、話している事に頷いてくれれたり、共感してくれることで自信につながり、とても助かりました!

米軍人と結婚している方は、米軍基地(ベース)のカウンセリングも無料ですし、Life Networkも事情次第では支援をしてくれますので、困っている人はまず相談してみましょう!

女性専用(産婦人科)クリニック

カウンセラーにも勧められて、クリニックを受診してAnxiety(心配性)の薬をもらいました。

私の精神状態が原因だと認めたくなく、「薬を飲んだら薬なしでは生きていけなくなるんじゃないか」「自分が問題だと思われるんじゃないか」と飲むことが出来ずにいましたが、それを後押ししてくれたのがアメリカ人看護師の友人でした。

友人といっても、そのクリニックでたまたま出会った同じ学校の同じ学年に子どもを持つ看護師ママさんで、状況を聞いた彼女は家に招待してくれたり、彼女自身も「脳の薬」を飲んでいる事を話してくれて、飲んでみることを薦めてくれました。

鬱は脳のある物質のバランスが崩れて起きる脳の病気である

ということをアメリカのドクターと看護師に教えてもらいました。

最近の研究では、脳内の神経細胞の情報伝達にトラブルが生じているという考え方で一致してきています。脳の中では神経細胞から神経細胞へさまざまな情報が伝達されます。その伝達を担うのが「神経伝達物質」というものです。なかでも「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といわれるものは、人の感情に関する情報を伝達する物質であることが分かってきました。前述のさまざまな要因によって、これらの物質の機能が低下し、情報の伝達がうまくいかなくなり、うつ病の状態が起きていると考えられています。

引用元:厚生労働省「こころの耳」

メンタルと言われるよりも、脳の問題と言われると、それじゃぁ自分ではどうにもできないよね!と薬服用を受け入れやすくなりました!

離婚する覚悟を決めた

私は、カウンセリングを受けて薬を飲むとき、「自分を取り戻す。これで関係が改善されなければ私の問題ではない。離婚しよう。」と決意しました。

旦那の存在を自分の中から消したんです。

旦那に嫌われたくない、旦那の気持ちが気になる、でも自分の気持ちもズタボロ・・・・そんな状態では何も解決しないと思ったからです。

カウンセリングを旦那に内緒で受けたり、薬を内緒で飲んだり、私の出来ることは全てやる。それで何も解決しなければ、旦那への私の理解が間違っていたんだ。離婚するしかない。と覚悟を決めました。

効果はすぐに表れました。覚悟を決めた4日後の夜、突然以前の私を取り戻した瞬間がありました!

そして、その後は少しずつ、でも確実に夫婦関係が回復していったんです!

自分を取り戻した瞬間、鬱からの脱出

自分の事にフォーカスして、旦那とあまり関わらないようにしてから4日後の夜、些細なことで喧嘩になりました。

もちろん旦那はいつものように「CrazyでFreak out(フリークアウト)する女」として私を扱いました。

でも、その時いつもと違っていたのは、自分にフォーカスする訓練を4日間していたおかげで、今何が起きているのか冷静に分析することができたんです。

「フリークアウトする私にはうんざり」と旦那が責任転嫁して話をすり替えていることに気付いたんです。

それに気付いてから私がやる事は明確でした。

  • 冷静に自分の考えを説明する
  • 事実を分析して伝える
  • 相手に考える時間を与える

正しい事を冷静に話をすれば聞き入れられる倫理感が旦那にあることは知っていました。だから結婚もしました。

だから、事実と自分の非を認めた上で、相手の非も説明するんです。相手が黙って聞いていたら、それは効果がある証拠。

シカトしているように見えるかもしれませんが、悪かったかな・・・と思っていてもすぐには謝れないのがうちの旦那なんです。

その時は震えながら一生懸命に話しましたが、話し終わった時に「これって離婚危機になる前に私達がしてた関係だ!」と一気に自分を取り戻し、どうすれば旦那と私の元の関係に戻れるのか分かった気がしました!

その時の感覚はまるで、走馬燈のようでした(笑)ブワァァァァって2年前の自分の場所に戻ったような、そんな感覚でした。

感動の瞬間だったんです・・・

夫婦関係が回復して見えてきたもの

今となって分かることですが、渡米に伴って変わった環境の全てが、私も旦那も初めての事だったんです。旦那の国に移住したんだから旦那が私のケアをするのは当たり前ではないんです。

渡米・両親との同居・結婚・アメリカでの子育て・・・でストレスが溜まっているのは私だけではなく、旦那も同じだったんですね。それに私達は上手く対応できなかったんです。

旦那は私のためを思ってHELP(ヘルプ)しようと頑張る気持ちがあったし、私は私なりに良い嫁、お母さんになろうと新しい地で頑張ろうという気持ちがあったのに、お互いの気持ちがすれ違ってばかりで、それが上手くお互いの為にならなかったんです。

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夫婦関係を良好に保つためのポイント

これはどんな夫婦にも言えることかもしれませんが、私が離婚危機を乗り越えた後に夫婦生活で気を付けているポイントを紹介します。

少しでも離婚を回避できるヒントになれば嬉しいです。

  1. 「離婚だー!」というフレーズは言わない
  2. Yell(怒鳴りあい)出来る関係を築く
  3. でも、ヒートアップしてきたらシカト期を設ける
  4. SORRYが全てではない!喧嘩を流す時も必要
  5. 重要な事は間違っている事柄と理由をハッキリ伝えて放置する
  6. それでも謝罪もなく理解すらしていない様ならお別れのサイン

夫婦関係に必要なこともあります。

  1. お互いの倫理観がマッチしていること(何が正しくて何が間違っているかの視点)
  2. 相手の性格の理解
  3. 信頼関係(クソヤロー!と言えるレベルまで持っていきたいですね←これはあくまで私たちの場合です)
  4. 思いやり(普段の思いやりがなければ喧嘩で簡単に関係は壊れてしまいます)

これらに気を付けて夫婦関係を見直してみて下さい。

さいごに

離婚危機を乗り越える際に一番びっくりしたのは、旦那への愛情が消えなかったことです。

離婚を覚悟して夫婦関係修復のプロセスに臨むとき、旦那への感情を無にしました。

一度目の結婚で離婚する前、旦那への「スキ」という異性としての愛情が無くなっていたので、今回も旦那への感情を抑える事で旦那が「どうでも良い存在」に変わっていかないか不安だったのです。

でも、旦那への気持ちを「無」にしたつもりでも、私の中の旦那への好意は失われず、関係修復が進むにつれて、安心幸せを感じ、夫婦の関係がより深いものになったのを感じることができました。

きっと私達はお互いへの想いが強すぎるためにすれ違っていただけなんですね。

今、夫婦関係が上手く行かずに悩んでいる人、離婚するしかないのか!?と苦しんでいる人も、もしかしたら私達のように本当はとっても相性がピッタリの関係かもしれません。

今は上手く噛み合っていないだけで、ほんの小さな気付きや修正で上手くいく関係かもしれません。

そのほんの小さなパズルのピースはそれぞれ違うと思いますが、私たちの経験が少しでも多くのカップルの気付きになり、幸せなカップルが増えることを願っています。