アメリカに住んでいるけど、アメリカの金融システムがよく分からない!と悩んでいませんか?
年金、税金、などアメリカにおいては州によってお金のルール・法律が違うため、お金の全てをアメリカ人配偶者任せにしてしまう人や、どこに聞けばいいのか分からずに放置してしまっている人は少なくありません。
が、それ以上に、保険を見直すタイミングを逃してしまって無駄な掛け金を払ってしまっていたり、必要額が保障されておらずに残された家族が困ってしまうパターンが多いんです。
そもそもどんなタイミングで生命保険を含めたお金・家計状況を見直すべきなのか、なかなかお金については他人に聞けませんよね。
日本で曖昧にしてきてしまった人でも今から簡単に把握して家計を見直してより安全な家計運営・節約をしていきましょう!
家計・保険見直しはなぜ必要?
まず、みなさんは家計・保険の見直しと聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか?
もしかしたら、少し固く考えすぎだったりするかもしれません。
ちょっと頭を柔らかくして、見直しのメリットを享受する準備をしましょう!
人は常に家計の見直しをしている!
例えば
- 今月買い物しすぎてしまったから来月は節約しないと…
- 来月は家族旅行に行きたい!
- 来年は子供が入学するから入学準備費用を貯めたい!
などの短期的な金銭的問題や目標に対して、私たちは常に対策を考え見つけ出しています。
- 携帯代→安い?電波は?インターネットし放題?
- 食費→健康第一、節約の仕方には注意が必要!
- 交通費→燃費の良い車?電車・バス通勤?
ファクターはみんなそれぞれ違う
このように、同じような問題や目標であっても、それぞれ収入額、家族構成、健康状態、趣味趣向などのファクターによっては何を優先するのかが変わっていくため、結果的に解決策も変わります。
固定費・変動費、長期・短期の節約になるのかなどの視点もあるため、プロや他人が節約や家計の見直しアドバイスはできても、何が正解であるかという答えはなく、どこまでも本人の選択に委ねられています。
家計運営・節約の正解は本人が決めること!
ではあるが、アドバイスをもらうことで知識・選択肢を広げるべし!
家計・保険を見直すメリット・デメリット
メリット
家計を見直すことはメリットでしかない!です。
なぜなら、問題点を浮き彫りにして改善することで、必要のない支出の無駄を省いて節約になったり、より安全な家計運営をすることができるからです。
お金は毎日出入りするものなので、頻繁に見直し(意識をするだけでもGOOD)することは決して悪いことではありません。
むしろ日本FP資格のある筆者は、面倒臭がりな人でも年に1度は『THE家族お金会議』を開いてほしい!と思うくらい大切なことです。
デメリット?
ただ、デメリットを一つだけあげるのであれば、投資などを含めた頻繁な見直しは素人マインドの人がやってしまうと、焦ったり目先のCashに気を取られて損をする解約や契約決定をしかねないことでしょうか。
だからこそ、具合が悪ければ医者に行き、予防のために定期検診するように、相談できるお金のプロの存在が必要になってくるのです。
お金のプロ?
医療費や弁護士相談料、なんでも有料!なアメリカで、お金について相談なんて、どこに行ったらいいの?
と思ってしまう方も多いかと思います。
心配ご無用!弁護士に初回無料相談があるように、お金についても無料相談はあります!
1.結婚・離婚をしたとき

結婚とは永遠の愛を誓うもの。
ですが、果たして永遠に生きれる人はいますでしょうか?(いないですよね。笑)
アメリカでは特に夫婦共働きの家庭が多いとは思います。
しかし、だからといって「パートナーに仕事があるから片方に万が一のことがあっても生命保険は必要ない」にはなりません。
みなさんは結婚の責任、お互いに取れているでしょうか?
Life InsuranceはLove Insurance
では、なぜ必要なのか?
- 夫婦共働き家計の生活も1人分収入減がダメージなのは変わりないから
- 最愛の人を亡くしても泣かずに働ける?喪に服すための経済力を残してあげたいから
- 愛は2倍、悲しみは半分…借金も半分!?残すのは借金じゃなく思い出にしたいから
メイン収入を得ている人の保障は考えても、収入の低い方のパートナー(主に家庭に入っている主婦・主夫である場合が多い)のことは後回しにしがち。
でも、支えてくれる存在があるからこその収入であり、メンタルであることを忘れてはいけません。
これは全体を通して言えることですが、亡くなった場合だけではなく、介護が必要になった場合や重篤な病気になってしまった場合にパートナーの負担を減らすためにも保険加入は思いやりなのです。
人生再出発!離婚後の家計を見直す!
今までパートだった人はフルタイムの仕事を始めます。
国際結婚などでアメリカに暮らしている場合、頼れる人も少ないはず。
金銭的な安心を持っておくことはとても重要なのです。
また、子供がいてもいなくても、生活スタイルや置かれるポジションが変わるので、保障額に変更がないか、等両者ともに見直していく必要があります。
2.子供が生まれたとき

子供が生まれると、それまでの価値観とは全く違う新しい自分になるもの。
お父さん・お母さんは子供の幸せを誰よりも願うものです。両親の子供への経済的責任も出てきます。
実は、生まれた時からどんな経済的知識を持ち、経済対策を実践している親なのかによって子供の命運は分かれると言っても過言ではないくらい、大切なんです。
- 両親の保障額UP
- 子供にも保障は必要!
子供が生まれたら保障額はUP!
これは多くの方が分かっていることだとは思いますが、子供が生まれてから親元を巣立っていくまで、親は子供を養っていかなければいけません。
もしものことがあった時に子供を育て上げるだけの経済力を残す必要があります。
しかし、仕事をしていない主婦・主夫にも保障がより多く必要になることは見落としがち。
でも実は、仕事をしていない配偶者も子育てという仕事をしています。
内閣府経済社会総合研究所が公表する「無償労働の貨幣評価」によると、女性が1年間に家事労働に従事する時間は「1,313時間」にのぼり、金額に換算すると「193万5,000円」の価値があるとされています。
その存在がなくなってしまった場合、ベビーシッターやデイケア代、仕事と家事を両立させるための便利なサービスの利用料なども必要になってくる可能性が!
子供の保障も忘れずにするべし
子供は収入がないから保険で補償する必要はない。と思っていませんか?
いえいえ、ご夫婦の保険の必要性を考えてみてください。
血のつながった自分の分身。目に入れても痛くないほど可愛い我が子に万が一のことがあった時、生活に追われて仕事に向かうことができるでしょうか?
病気になれば、ベストな医療を受けさせてあげたい!とも思うはず。
子供が親になる頃までに子供が健康でいられる保障はどこにもありません。次世代を守ってあげるためにも、お子さんが受け継げる保障をスタートさせることは親の責任。
子供は保険でしっかり守ってあげるべき存在なのです。
子供が億万長者に?
貯蓄型など保険の種類によっては、若い年齢で加入できるメリットを最大限活かして、安く保障をかけながら保険の中で運用して子供に資産を作ってあげることもできます。
アメリカの貯蓄型保険は利率の高さでも知られていて、学資保険の代わりに積み立ててあげるなんて使い方をする人も。
解約返戻金目的という人がいますが、個人的には保障がなくなってしまうのであまりオススメはできません。
それならWithdrawという形で貯蓄部分から引き出しつつ保障はキープするがベター!
3.マイホームを買った時

アメリカでは何百年も家を直しながら使うことが多く、価値の下がらない不動産は良い投資対象でもあります。
そのため持ち家を買う人は多いのですが、持ち家を持ったからには、万が一の時にローンを返済できるだけの保障が必要になります。
残された家族は思い出の詰まった家を手放したくない…と思うのが普通でしょうし、引っ越しなどをすることになれば、生活環境はガラリと変わってしまいます。
4.新社会人?昇進?転職?仕事環境が変わった時

会社の保険はあくまでもその会社に所属している間のみ有効な保険。会社を辞めたり、失業すれば保険は無くなります
生きているうちに使える保障のカバーも付いていない場合が多いです。
また、新社会人の場合には親御さんが掛けてくれていた保障を自分が受け継いでいく時期。
老後の年金積立も401Kだけでなく保険で運用できることをお忘れなく。
5.毎日がスペシャル!健康は当たり前じゃない
生命保険は健康な人だけが入れる金融商品です。
以前の日本では「お葬式費用」などと言うこともあったくらい、生命保険は亡くなった時に支払われるという概念が強く残っているかと思います。
しかし、前述したように、病気や怪我、介護や老後といった状況に対応できるような「生きている間に使える保障(リビングベネフィットと呼ばれます)」が付いている生命保険が出てきており、そういうった「お得保険」に入れるのも健康な人に限られてしまうのです。
生命保険ができること
では、簡単にアメリカ生命保険が家計のどんな恩恵をもたらしてくれるのかを見ていきましょう。
保険の種類にもよりますが、生命保険ではこんなことができます。
- 小さな掛け金で大きな保障が得られること。(死亡保障)
- CapとFloorという保障の元でお金を積み立て運用すること。(資産運用)
- お金が必要な時に”理由・目的は無条件”で引き出しができること
→高学医療費や学費の支払い・家族旅行など使い道は自由! - 病気・怪我の時の保険料支払い(リビングベネフィット)
- 年金準備(Indexアカウントなのでマーケットのように下落しない)
明日は我が身。健康はお金では買えない。
ここまで、どんなキッカケ(ライフイベント)が生命保険見直しのタイミングなのかを確認してきました。
しかし、保険は入って終わりではありませんし、入っていないのならば今すぐにでも加入を検討するべきものです。
なぜなら、商品は日々進化し続けますし、個人や社会の経済状況も変わり続けます。
またそれだけではなく、明日の健康は誰にも保障されていないからです。
アメリカ国内においては10人中7人が何かしらの生命保険や年金対策商品(またはシステム)を利用していると言われています。
「入っておかなければいけないもの」「とりあえず入っておけば安心なもの」という認識で加入している人も多いのではないでしょうか。
しかし、以前入った保険が今の状況に適した商品か否かは確かめてみないとわかりませんし、入りたいと思っていても加入条件を満たすかどうかも分かりません。
保険に加入する側は選んでいるつもりかもしれませんが、実は保険側に選ばれているのです。
自分が生まれてから当たり前にずっと保っていた健康がいつ当たり前でなくなるのか、想像するのは誰にとっても難しいのかもしれません。
しかし、病気になったり大怪我をしたりと、今までの健康が損なわれてはじめて生命保険の重要性を認識され、保障額を上げたい!生命保険に加入したい!と言われても、簡単には加入できないのが生命保険。
条件によって入れる保険が皆無なわけではありませんが、同じ保障内容でも値段が高くなったり、カバー範囲が狭まったりと代償を払うことになります。
- お金を貯めるのが好き
- 損はしたくない
- 家族を守りたい!
- 自分も守りたい!!
- リスクは減らしたい
- 保険料は安い方がいい
そんな気持ちがある方は、定期的な保険の見直しをお勧めします。
まとめ
なんでも有料の国アメリカではプロフェッショナルに相談するのに勇気がいりますよね。
でも、大丈夫。無料相談もできるんです。
また、加入済み生命保険の内容や掛け金、新たな保障内容などの確認を定期的にエージェントとすることの重要性は前述した通りですが、エージェントはライフパートナー。
そういった仕事もエージェントの使命であり責任なのです。
お金について迷った時に相談できるパートナーを持ってみてはいかがでしょうか。
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