「イースター」の季節がやってきました。
キリスト教文化の根付くアメリカでは、キリスト教徒であるか否かに関わらずイースターを家族や友人で祝います。
祝う、というよりも楽しむ、といった方が適切かもしれません。
日本でいう、キリスト教徒ではないしアメリカ人(西洋人)でもないけれど、クリスマスは祝うしバースデーソングは英語!みたいな感じでしょうか。笑
もちろん宗教的背景はありますが、今回はそこには触れず、どんな人でもイースターをより一層楽しめるように、イースターを盛り上げてくれるグッズなどを紹介したいと思います。
渡米を控えている方や、アメリカ生活で初めてのイースターを迎える方の参考になれば幸いです。
1.デコレーションはこれでOK!イースターリース

アメリカ人のお宅ってとてもデコレーションが綺麗にされていると思いませんか?
せっかくのアメリカ生活、真似したいけれど、イースターってほんの少しの間だけだし、家の中を全部デコレーションするのも面倒だしお金もかかる・・・
そんな時は玄関だけ飾ってみるのがオススメ。イースターの季節感を自分もご近所さんも楽しめます。
大人な印象でクールな印象に
ガチャガチャさせるのではなく、シックなデコレーションでまとめたい人にはこんなデザインもオススメ。
ウサギ(イースターバニー)はイースターの象徴なので、これだけでもイースター感は出ますよ!
春の爽やかなリースはイースター前後にも使える
こういうシンプルなものをメインに、周りの小物でイースター感やその前後の雰囲気を変えるのもアリ!
2.絶対忘れてはいけないイースターエッグハント準備①

イースターエッグハントは、イースターバニーが落としていったイースターエッグを拾い集めるというイースターの行事です。
クリスマスにはクリスマスツリーを飾る、節分には恵方巻きを無言で食べる、お正月には初詣に行く、バレンタインには愛を伝える、というように、イースターにはイースターエッグハントをするのです。
子供がいるご家庭では特に、イースターエッグハントを出来ないことはクリスマスにサンタが来ない、と同じくらい悲しいことかもしれません。
これがないと始まらない!イースターエッグ
プラスチックのエッグは何個あってもOK!子供は無くしてしまったり壊してしまったり・・・子供が複数人いる場合、100個200個は意外にすぐ無くなってしまいます!
毎年使うものだし、デコレーションやちょっとしたギフトセットアレンジにも使えるので、多めに買っておくのがお買い得です。
小さいエッグは万能!
イースター時期のホームパーティーやコミュニティの集まりではちょっとした手土産に主催者がゲストに用意するのも粋な計らいです。
パーティー大好きアメリカ人。持ち帰れるプチギフトを用意できるとアメリカ生活でもちょっとこなれたホスト感を演出できますよ♪
大きいエッグは特別なプレゼントに
ぬいぐるみを入れてもいいし、大きめのお菓子を入れてもGood。
小さいお菓子なら大量に入ってしまいます(笑)
サイズは用途によって使い分けられるので、目的に応じて準備しましょう。
卵自体が当たり!
子供ってなんでムニュムニュしたものが大好き。
卵を見つけた!と思ったら、それ自体がプレゼント!なんていうのも楽しいです。
イースターエッグに入れるものはどんなもの?
イースターエッグはいわば「宝箱」。何が入っているかは開けてからのお楽しみです。
コインが入っていたり、お菓子やおもちゃが入っていたりとバラバラ。
個別で用意しても良いですが、イースターエッグと中身が一緒になって売られているものもあります。
年齢や趣味嗜好に合わせて選んであげるとき、喜ばせたくて親の方がワクワクしてしまったりしませんか?
時短・節約になるだけでなく、オンラインで探すことでお店には売ってないようなミニアイテムを見つけることができたりしますよ!
子供が喜ぶオススメStuffer
- 子供が好きなキャラクター物(例えばポケモン)
- とりあえずなんでも良いからバラエティ豊かなおもちゃ
- 暗いところで光る物
- ムニュムニュしたもの
- 知育(ハマる子供とハマらない子供がいますが、親としてはハマって欲しいものです。笑)
卵の中に入れるミニギフトはStuffer(スタッファー)と呼ばれます。
調べる時はStufferで調べてみましょう!
男の子へのイースターエッグプレゼント
女の子へのイースターエッグプレゼント
ユニセックス!家族からお友達まで幅広い層に使えるプレゼント
いろんな種類だから飽きない!
小さい子には可愛いぬいぐるみもGood!
これを入れておけば間違いなし!キャンディ
イースターエッグにちなんでいつものチョコレートが卵型で売られていたり、イースターカラーやデザインのパッケージになったりします。
日本ではなるべく刺激物を与えるのは子供が大きくなってから・・・などと気を付けるお母さんが多いと思いますが、ここはアメリカ・・
1歳からチョコも食べればソーダも飲みます!なんてお子さんも平気で存在します。
もし子供に与えない親だったとしても、チョコなら親も楽しめますし、とりあえずチョコを入れておけばまず間違い無いでしょう。笑
3.イースターエッグハント準備② イースターバスケット
さて、ピックアップするイースターエッグは準備しましたが、拾ったエッグはどこにしまえば良いのでしょう?
はい、そこで登場するのがイースターバスケットです。
初めてのイースターを記念してバスケットに名前を入れることができたり、春カラーのシンプルなバスケットだったり、好みで選んで個性を発揮することができます。
これでないといけない!という決まりはありませんが、スーパーの袋などではあまりに味気ないし、ちょっと子供がかわいそう・・・
ダラーツリーや大手のスーパーでも安価で手に入れられますので、一人1つ用意してあげましょう。
これは絶対忘れないで!本物エッグ!

これまで、プラスチックの卵がいかに子供たちにとって大切かという話をしてきました。
しかし、本物のたまごも忘れてはいけません(笑)
イースターエッグハントの他にも、卵に関連する行事として卵ペイントがあります。
ペイントした後にエッグハントの偽物卵たちに忍ばせて本物の卵を家の中や外に置いておいても良いですし、単にペイントを楽しんでから食べたりします。
卵デザインの方法はたくさんあり、リストアップすると大体こんな感じです。
- シール
- ペン
- 蝋や輪ゴムを使って染色
食べ物で遊んじゃいけません!と教わったのと真逆の文化です(笑)
卵には多くの穴があり、その間を通って色や物質が中の卵につくことがあるため、食用に使えるものとして売っているものを使うのが安全です。
オンラインよりも店舗の方が種類が豊富な印象ですのでお近くの店舗をのぞいてみましょう!
大人もハマること間違いなし!一昔前に大人の塗り絵が精神的なリラックス効果があるなどと話題にもなりましたよね。これも一役買ってるかもしれません。
ママあるある!ですが、楽しもうと思っているのに子供が汚すし、言うこと聞かないし!でイライラしがち…ですよね。
汚しても良い服で汚しても良い場所で思いっきりやらせてあげて、イライラせず楽しむ気持ちで臨んでいきたいものです。
アメリカ生活・イースターまとめ

突然ですが、うちの子供は卵のペイントには昔からそんなに興味を示しません(苦笑)
イースターに限ったことではないですが、親になると子供に喜んでもらいたい一心で色々と準備してあげがちだと思います。
しかし、その子その子で好きなものや楽しいと感じることは違います。最近卵もとても高いですよね。
「せっかく準備したのに!」「やってあげたのに!」と思うのではなく、興味がないなら「やらない」のもアリだと思います。
空の卵と大好きなお菓子やコイン(お金が好きならば。笑)を少し忍ばせて終わりでも、子供は外を駆け回って良い運動・思い出になるはずです。
日々の生活やこのような行事に追われるお母さんは準備が大変ですよね。
この記事が、アメリカ生活を始めたばかりの方やお子さんのいる方いない方、子育てで悩んでいるアメリカ在住ママなど多くのかたにとって少しでも役立てたらなら嬉しいです。
参考にしてみてくださいね♪