みなさんは食器洗いなどの家事をするときに手袋を使っていますか?キラキラ主婦のみなさんは使ってますよね!(笑)
私は使ってなかったんです。日本に居る時は兼業主婦。もちろん(?)家事は全部私がやっていました。アメリカ人旦那は家事をやらず(全然アメリカ人との国際結婚のイメージと違う・・・)。食器洗浄乾燥機なんてものは貧乏なうちの家庭にはもちろん無く、ずーっと素手で食器を洗っていました(笑)
しかし!最近使うようになったグローブが優秀過ぎるので、そのグローブ紹介の記事を書きました。手荒れで悩んでるアメリカ在住の方がいらっしゃったら参考になれば嬉しいです!!
Contents
アメリカの洗剤で手荒れする?
アメリカに来てから手荒れが以前より気になる様になりました。痒くなったり、ひどいときには手のひらがジンジンと痛くなるなんて事もあり、キラキラ主婦の象徴だと思っていた「家事用グローブ」を使い始めました。
アメリカでは日本とは違う食器用洗剤を使っているので、アメリカの洗剤の成分が合わないのか?と思い、まずは成分を調べてみました!
アメリカの洗剤の強さ・成分
うちで使っていた主な洗剤3種を調べてみました。
DAWN(青い食器洗剤で有名なやつ)
- Water(水)
- Sodium Lauryl Sulfate(ラウリル硫酸ナトリウム )
- Sodium Laureth Sulfate
- Lauramine Oxide(ラウラミンオキシド)
- Alcohol Denatured(変性アルコール)
- PPG-26(香料、皮膚コンディショニング剤、乳化剤)
- Sorium Chloride(塩化ナトリウム)
- Sodium Hydroxide(水酸化ナトリウム/カセイソーダとも言う)
- PEI-14 PEG-10/PPG-7 Copolymer
- Phenoxyethanol(フェノキシエタノール/防腐剤として使用?パラペンより毒性弱く殺菌効果は万能ではない)
- Methylisothiazolinone(メチルイソチアゾリノン/毒性やアレルギー性高し?)
- Fragrance(香料)
- Red 33(以下着色料)
- Blue1
- Yellow5
気になったのは、「Phenoxyethanol」と「Methylisothiazolinone」です。
DOWNはコマーシャルでも、「海に流れた油がついてしまった鳥などの野生動物をDOWNで洗えるくらい安全なんですよ~」と言っているほど肌や環境への優しさを売りにしています。
しかし、「フェノキシエタノール」と「メチルイソチアゾリノン」共に防腐剤目的の使用が考えられる薬品はどちらも毒性はそこまで高くないけれどアレルギーを引き起こす可能性があるようです。
メチルイソチアゾリノンは、2013年の「アレルゲンOf The Year」に選ばれています!
参考:参考サイト
Palmolive Ultra Antibacterial
公式サイト→目的が明確で、なんだか好印象なサイトでした。
- Water
- Sodium Laureth Sulfate(以下3つ洗浄効果)
- Lauramidoprophy Betaine(ベタイン)
- Sodium Dodecylbenzene Sulfonate(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)
- SD 3A Alcohol(アルコールの一種・洗剤の粘り気を出す目的)
- Lactic Acid(乳酸/殺菌効果・皮膚コンディショニング目的)
- Sodium Xylene Sulfonate(ナトリウムキシレンサルホン酸/洗剤の粘り気を出す目的)
- Fragrance(香料)
- Tetrasodium EDTA(テトラナトリウム・エデト酸/防腐剤・石鹸カス防止)
- Dyes(着色料)
特にアレルギーを引き起こしそうな物質も極めて可能性が低いようで、殺菌効果が高い割には肌への安全性が高いようです。
Ajax Ultra Triple Action Orange
公式サイトAjaxといえばオレンジ!(だと私は思ってます)
- Water
- Ammonium C12-C15 Pareth Sulfate(界面活性剤/洗浄効果)
- Lauramidopropylamine Oxide(洗浄効果)
- SD Alcohol 3-A(以下3つ洗剤の粘り気を出す目的)
- Sodium Chloride(塩化ナトリウム)
- Poloxamer 124(界面活性剤/皮膚刺激は少ないとされる)
- Fragrance(香料)
- Methylisothiazolinone・Benziosothiazolinone(防腐剤)
- Pentasodium Pentetate(防腐剤/皮膚刺激少ない)
- Sodium Bisulfite(亜硫酸ナトリウム/防腐剤/アレルギーを引き起こす危険性有り)
- Dyes(着色料)
「Methylisothiazolinone」(メチルイソチアゾリノン)はDownでも出てきた、アレルゲン物質でした。それに加えて「Sodium Bisulfite(亜硫酸ナトリウム)」もアレルギーを引き起こす危険性があるようです。
しかし、日本の洗剤と比べて極端に強い成分!というわけではないようです。
食器用洗剤が起こす肌トラブル
食器用洗剤を使って家事をするといろんな問題が起こります。
- 肌荒れ
- 手や爪の乾燥
- 爪が割れる、剥ける、はがれる
家事用手袋を使う理由
食器用洗剤は色んな場面での掃除・クリーニングに使える便利洗剤なので、使う頻度も他の洗剤やスプレーなどに比べて多いです。その刺激から守る為には家事用手袋が一番簡単で確実だと言えます。
オススメの家事用グローブ
米旦那に買ってきてもらった初代グローブから今のグローブで4つの種類を使いましたが、今使っている家事用グローブが本当に最高なので紹介したいと思います。

水色と紫の2色でした。綺麗な色で結構気に入っています。
今までのグローブには3$以上払って、毎回1か月、早いときは数回使用したら穴を開けてしまい、水が入るようになり新しく買っていました…
これに出会ってからは、安心して食器洗いが出来るようになりました。
- 生地がしっかりしていて切れない!(現在最長3か月目!)
- 値段が安い!(普通は安くても1ペアで3$近くする!)
- 速乾性に優れている!
- 折り返しが戻ってこない!(水ガードが戻ったり変に折れて水が入ることがありません!)
- 中に粉や特別な油などを使っていないようで手に臭いもつかず、使用後も快適
私は「間違えて蛇口の前に手を置いてしまい水が手袋の中に入ってしまった!」というのがよくあるんですけど、この手袋は、そのまま干しておくと(カウンターに放置しただけ…)1日あれば中まで乾きます!それ位生地がしっかりしていて指先まで空気が入る構造だからなんです!(と思ってますw)他の物は裏返さないと乾きませんでした…
箱の横にサイズチェックが付いていて、手を当てるとピッタリのサイズが分かる様になっています。私はLサイズとなっていましたが、小さいサイズで全然大丈夫でした!アメリカは返品が気軽にできるので、買ってみてサイズが合わなければサイズを変えてもらうのも良いと思います!
手荒れを防ぐ優秀家事用グローブアップデート
先日、たまたま優秀な家事用グローブを見つけてしまったのでご紹介します!
Gloveworks HD(Heavy Duty)
このグローブの優秀な点は・・・
- 安い!(1ペア約80¢)
- 全然切れない!
- 速乾性(がある感じがします。丈が短いからかな?)
米旦那が車のパーツをいじる為に買ったこのHeavy Duty用のグローブ。
使っていたグローブに穴が開いてしまい(ガサツなので包丁等ですぐ穴を空ける‥‥)、買いに行こうと思っていたところ、思っていた使い心地と違うと旦那から譲り受けたこのグローブ。
最高なんです。(笑)
オススメ家事用グローブGloveworks HDの特徴
パッケージにも書いてある通り、Heavy Duty用。旦那は車関係のサイトから、オイルにまみれた車のパーツをいじる為に購入しました。
Nitrileという素材で出来ています。
Nitrileという素材は、耐油性、耐摩耗性、引き裂き強度に優れているそうですが、耐寒性は他ゴムの素材に劣るそうです。
実際に使った感想
主婦の素直な感想をまとめていきます!
薄いグローブは家事をするにも作業がしやすい
元々オイルにまみれた工具やパーツを扱いやすくするためのグローブなので、その点はとても優秀でした。(食器もオイルにまみれるから相性が良いです♪)
折り返しできる長さは無いので中に水が入ることがある
家事用グローブは割と長めに腕を自らカバーしてくれてますが、Gloveworks HDはそのように設計されてないので、ガサツ主婦が使うと水が入ることもあります。(笑)
が、ポイントは、すぐ中が乾いてくれること。
値段が最高に安い
1ペア約80¢!
100枚入りで約40ドルで購入可能。Gloveworks HD アマゾンページではshipping Freeでもあります。
まとめ買いの良い所は、一つが切れたら一つずつ新しく出来るところ。
ペラペラ素材の使い捨てグローブよりはお高いですが、私はこれを何度も使用しています。
一度に払う金額は大きいのですが、使い勝手と値段、耐久性共に今一番気に入っているグローブです。
(1/6/2021追記)
まとめ
体質などもあるようで、爪がよく折れてしまうのですが、グローブ使用とハンドクリーム使用で手の乾燥はなくなりました。グローブを使う事で手荒れしなくなったのが一番嬉しいです。
手がいきなり痒くなったり、痛くなったりしたらアレルギーかもしれないので、そうなる前に予防で手袋を使うと良いかもしれません。
アメリカは仕事をしていてもネイルを楽しみやすい環境にあるので、綺麗な手を保ってオシャレに気をつかいたいところでもあります。
もしグローブ選びで悩んでいたら、参考にしてみてください♪